出口調査から京都府知事選を分析 支持政党や重視政策 : 京都新聞 – 京都新聞

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政党支持率
政党支持率

 京都新聞社は10日、京都府知事選(8日投開票)の投票所で実施した出口調査の結果をまとめた。16年ぶりの新人対決を制して初当選した西脇隆俊氏は、自民党、公明党の支持基盤を固め、景気・雇用対策などを求める有権者の後押しを受けた。福山和人氏は無党派層の得票で西脇氏を上回り、福祉・介護の拡充などで期待を集めたが、50代以上の支持が低かった。

 調査は府内の28投票所で実施し、投票直後の1537人(男性824人、女性693人、無回答20人)から聞き取った。

 ■支持政党別の投票先

 支持政党別の投票先は、初当選した西脇氏が自民党、公明党の支持層の8割以上から得票していたが、国政野党の民進党、立憲民主党、希望の党の支持者からの得票は伸び悩んだ。5党は与野党相乗りで西脇氏を推薦していたが、支持者の温度差が浮き彫りになった。落選した共産党推薦の福山氏は共産党支持者の9割をまとめ、無党派層からも5割超の得票があった。

 政党支持率は自民35・5%、立民11・1%、希望の党1・1%、公明4・3%、民進党3・7%、共産12・6%、日本維新の会2・3%、自由党1・2%、社民党0・7%、その他0・8%。「支持政党なし」と答えた無党派層は22・3%だった。

 国政野党の支持層で西脇氏に投票したのは民進で5割以上となったが、希望では5割に届かず、立民は4割にとどまった。民進や立民は選挙期間中に西脇氏への投票を呼び掛け、演説会も主催したが、森友問題などで与野党対立が先鋭化する中での相乗りについて、支持者らの理解が広がらなかったとみられる。

 年代別でみると、西脇氏は50代以上の6割が支持。福山氏は20、30代の得票が5割を超えた。府知事選では初めて選挙権を獲得した18、19歳の投票先は半分に割れた。西脇氏に投票した人の6割は男性で、福山氏は若干女性が多かった。

 ■重視した政策は「福祉・介護」

 投票の際に最も重視した政策は、「福祉・介護」が26・4%で最多だった。特に60代以上が強い関心を示した。「景気・雇用対策」が23・4%で続いた。暮らしと関わりが深いテーマを投票基準にしていたことが分かった。

 福祉・介護を選んだ有権者の投票先は、福山氏が5割を超え、初当選した西脇氏を上回った。一方、景気・雇用対策は40代以下の関心が特に高く、7割以上が西脇氏に投票していた。経済政策への強い期待が西脇氏を初当選に押し上げる要因となった。

 西脇氏と福山氏がともに拡充策を訴えた「教育・子育て支援」は10・8%で3番目に多かった。子育て世代の30、40代が期待を寄せた。投票先はほぼ半々となった。

 「原発問題」を選んだのは6・6%にとどまったが、このうち7割は福山氏に投票した。府が2兆円の借金を抱える中で「行財政改革」と答えた人は5・6%で、うち7割は行政経験が豊富な西脇氏に投票していた。

【 2018年04月16日 17時00分 】





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