自民改憲原案、3月の党大会までに 柴山氏

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 自民党の柴山昌彦・筆頭副幹事長は21日のNHK番組で、憲法9条を含む党改憲原案について「党大会には党方針をまとめる方向で進めていけたらいい」と述べ、3月25日の党大会までにまとめることをめざす考えを示した。同党は22日召集の通常国会で改憲論議を進めたい考えだが、野党側は自民党案に強く反発しており、与野党間の議論は紛糾が予想される。

 自民党は昨年末、自衛隊明記など「改憲4項目」の論点を整理した。近く党内の意見集約作業を本格化させる。柴山氏は番組で、安倍晋三首相が提案した9条1、2項を残して自衛隊を明記する改憲案が望ましいとし、「与野党が衆参の憲法審査会で考え方を戦わせ、一定の方向性が見られればベストだ」と語った。

 同党の二階俊博幹事長も20日、訪問先のインドネシアで記者団に「党大会で中間報告を出すのも一つの考えだ」と述べ、意見集約を急ぐ考えを示している。

 野党側は番組で、議論には応じる姿勢を見せながら、首相の唱える9条改憲に一斉に反発した。

 立憲民主党の長妻昭代表代行は「2項を削らないで自衛隊を明記しても違憲の議論は消えない」と指摘。希望の党の岸本周平幹事長代理は「首相は『9条に自衛隊を書き込んでも何も変わらない』と言う。立法事実がない憲法改正はあり得ない」、民進党の川合孝典幹事長代理は「国民が望んでいない」とし、いずれも必要性に疑問をぶつけた。

 共産党の小池晃書記局長は「自衛隊が書き込まれれば9条1、2項は死文化する。何の制約もなく海外で武力行使できるようになる」と批判した。

 与党・公明党の斉藤鉄夫幹事長代行も「最も大切なのは国民の幅広い合意だ」と性急な動きにクギを刺した。(二階堂勇)





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