「迫る上富田町長選」 – 紀伊民報

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 任期満了に伴う上富田町長選(来年1月23日告示、28日投票)まで1カ月半。すでに町議の現職2人と元職1人が立候補を表明しており、41年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 ▼さかのぼれば、前回の選挙戦があったのは1977年。そのときは、現職の寺前好巳氏が新顔候補に僅差で勝利したが、直前に土地の購入問題で町議会から辞職勧告を受けるなど町を二分する激しい戦いとなった。

 ▼その寺前氏が病気のために1年足らずで辞任。再び選挙となったが、そのときは町の総務部長だった山根好一氏が無投票当選。そのまま5期連続の無投票で選ばれ、現在、5期目を務める小出隆道町長まで2代、10期にわたって無投票当選が続いている。

 ▼上富田町は過疎化が進む紀南の市町村で唯一、人口が増加している。1958年3月に上富田町(元の市ノ瀬村と岩田村)と富田川町(元の生馬村と朝来村)が合併して現在の町が誕生したが、その時の人口は9868人。それが今では1万5088人(10月1日現在の推計人口)となり、約1・5倍となった。

 ▼一方、平成の大合併では、希望していた田辺市などとの協議がまとまらず、単独町政を選んだ。その分、合併特例債などが利用できず、財政事情は厳しいが、単独町政ならではの身軽さを生かした施策も打ち出している。

 ▼そういう町政を間近に見てきた3氏が今後、どんな展望を示すのか。しばらくは目が離せない。 (河)





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