どうなる三都物語 「地方消費税」でトリオならず – 毎日放送

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どうなる三都物語 「地方消費税」でトリオならず

更新:11/14 19:40

 小池東京都知事が希望の党の代表を辞任する意向を表明しました。これからは都知事の職に専念する、ということなんでしょうか。そんな小池知事が愛知の大村知事、大阪の松井知事と3人で組む「三都物語」。14日、東京・大阪・愛知の3都府県が歩調を合わせ国に物申す場面がありましたが、小池知事以外の2人は姿を見せませんでした。三都物語、これからどうなるのでしょうか。
 
 日本の三大都市圏の中心である東京・愛知・大阪が連携し国を揺さぶろうという「三都物語」。衆院選での連携も念頭に置いたアピールでしたが、選挙中は大村知事が表に出てこず、代わりに河村名古屋市長が登場するなど、ぎくしゃくした動きに。小池知事が「それどころではない」ためか、その後も目立った動きはなかったのですが、ようやく14日、「三都物語」の本格始動とも言える動きがありました。

 「三都物語でやっていこうと、三都が連携しながら国に対して物申していきたい」(大阪府 松井一郎知事・10日)

 連携のテーマとなったのは消費税のうち地方自治体に分配される、いわゆる地方消費税について。現在8%の消費税のうち6.3%が国の取り分で、残りの1.7%が地方の取り分。総額5兆円を47都道府県で分け合っているのですが、配分が不公平だと綱引きが生じています。

 奈良県は3年前の11月、「県内での買い物キャンペーン」を実施。ベッドタウンの奈良では昼間、大阪へ通う人が多いのですが、奈良の人が大阪で買い物をするとその分の地方消費税のほとんどが大阪の税収となってしまい奈良には恩恵がありません。

 「小さいときから少し良いものを買うときは家族で大阪に行ったり」(奈良県民)
 「(買い物は)ほとんど大阪ですね。奈良はあんまり…家は住んでるだけで、帰ってくるだけが多い」

 「税収が大都市に偏っている」との訴えが相次ぎ、国は地方消費税の配分見直しに着手。その結果、買い物をした場所よりも住んでいる場所を重視する奈良などに有利な形でまとまりそうなのですが、これに反発しているのが東京や大阪など大都市の自治体。今こそ「三都物語」だと、そろって国に物申すことを決めたのです。

 「我々はとにかく消費を喚起して税を増やそうとしている。努力が報われませんよ、やる気を失う」(松井知事・10日)

 そして14日、3知事そろって野田総務大臣に面会するはずだったのですが、松井知事は万博関連のパリ出張で不参加に。大村知事も不参加でした。たった1人姿を見せた小池知事ですが…

 Q.大阪、愛知とは国政を通した連携もあると思うんですが、知事は希望の党の代表を辞任される…
 「そっちにくるんですか、だいぶ無理して誘導されましたね。私はきょうは東京都知事として来ているわけで…」(東京都 小池百合子知事)

 インタビューでの質問は、希望の党の代表辞任に集中。この先、三都物語は国を動かすインパクトを持てるのでしょうか。



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