[2017衆院選] 教えて政治のこと 「政治に興味が持てるには」5候補に聞きました – 高知新聞

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 「政治の何が分からないかも分からないから、政治に興味が持てないんです。政治について何から理解すればいいのか教えてください」

 高知市内の19歳の大学生の声です。衆院選に向け県内の18、19歳に話を聞いていくと、同じような声に出合います。「政治の話は難しい」「私の生活に関係ない」…。

 若者と政治との距離が遠いと言われます。そこで高知新聞社は、冒頭の大学生に代わり5人の候補に聞いてみました。若者が政治に興味を持つにはどうすればいいか、どんなアプローチの仕方があるのか、日々の生活にも政治が関係していることの解説、政治に関心がない若者が興味を持てるような話をしていただけないでしょうか―。

 5候補から文書でもらったメッセージを紹介します。(上から届け出順)

【高知1区】

まずは「面白そう」から
大石宗さん(37) 希望・新
 「政治」とは何か。難しく、真理をつく話ですね。学ぶ、という言葉をご存じでしょうか。この語源、実は「真似(まね)ぶ」、つまり、学ぶとは真似ることだ、という説があります。肩肘張らずに言うと、政治家の人生を真似る、つまり本や漫画、映画などを通じて追体験することも政治を学ぶ第一歩です。

 私自身、小学校の図書室に唯一あった漫画「日本の歴史」にハマり、政治家の伝記を読むようになったり、近所に家があった自由民権運動のリーダー植木枝盛さんを調べたりと「政治家の人生」を覗(のぞ)き見るうち政治そのものに興味が湧いた、という経験があります。

 きっかけはあなたの身近にもたくさんあるはずです。まずは、面白そう、から始めてみてはどうでしょうか?

願いや悩みが出発点に
松本顕治さん(33) 共産・新
 政治があなたの願いに応えていないことが、興味を奪っている原因だと思います。自分の願いをちゃんと聞いてくれる政治なら、きっと「もっとこうしてほしい」「ここを変えてほしい」と関心が持てるはずです。

 今、世界は「学費の負担を減らす」方向ですが、日本は奨学金に利子まで付けています。「過労死」という言葉も世界にはありません。

 なぜ世界の当たり前が日本では当たり前でないのでしょう。それは政治が違うからです。若い人にお金を使う、働く人の命を守るルールを作る。これを決めるのが国会で、そこに誰を送るのかを決めるのが選挙です。

 主権者であるあなたや周りの人がどんな願いを持ち、何に悩んでいるのかが出発点ではないでしょうか。 

きめ細かい対策重ねる
中谷元さん(60) 自民・前
 皆さんの夢や希望をかなえるため、「何かをする際に話し合って決める」。これが政治です。国の政治は、選挙を通じて国会議員(衆議院議員・参議院議員)を選び、国会で話し合って物事を決めていきます。皆が守るべき法律や税金や予算は、議会(衆議院・参議院)の過半数の意見で決められますので、思いや考えが同じ議員同士がグループ(政党)を作り、話し合いを行います。

 日本の外交・防衛、産業経済を新しい時代に合った、魅力的なものにしていくために、多様な意見を聞き、きめ細かい対策の積み重ねで政治は成り立っています。

 私は日本が平和で豊かになるよう、未来を担う若者が夢と希望が持てる社会になるよう全力で取り組んでいきます。

【高知2区】

社会のルールを決める
広田一さん(49) 無所属・新
 人は一人では生きていけません。みんなで協力し合わなければ、日々の安心で安全な生活もできません。

 税金はみんなが日常を安全で安心に暮らしていくための会費です。経済的にも人それぞれ違います。会費を誰からどのくらい集め、何にどのくらい使うのかも決めなくてはなりません。同じように社会のさまざまなルールも作っておかなくてはなりません。それらを決めるのが政治であり政治家の仕事です。

 政治家はいろいろな人から選挙により選ばれます。人は皆それぞれ立場や考え方も違います。候補者がどんな人やどんな団体に応援されているのか注目してみても政治を考える良い機会になるかと思います。

 真面目に頑張っている政治家をぜひ探してみてください。

おのずから方向見える
山本有二さん(65) 自民・前
 若者は常に時代の先駆者。友達とラインやフェイスブックで結ばれ、地球規模で拡散していく。こんなツールを使って理解を深め、伝播(でんぱ)する。ユーチューブがピコ太郎をスターにしたように、自分らしさ、アイデア、発想次第の世の中です。

 政治も、やがては若者に選挙を占拠されると思います。若者は行動を起こすと、エネルギーが違います。カストロ、ゲバラ、プラハの春、明治維新をみれば、革命は若者しかなし得ない。現代はまだ革命を待望してはいない。

 静かに日本国内をよく見て、海外に行く機会を多く持てば、おのずから方向が見えてくると思います。若者に期待していますが、教える、導くことなどは不要です。必ず行動する日が来るでしょう。





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