新潟2区 – 産経ニュース

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 □自前 細田健一氏(53)

 ■進まぬ「復興」に危機感

 「本当に厳しく、大変な選挙戦になる」。前回選は選挙区で当選したものの、次点の鷲尾英一郎氏とは102票の僅差だった。鷲尾氏との3度目の対決も接戦を覚悟している。農林水産政務官の経験もあり、軸に据える政策の一つは農地の利用規制など農業問題。「こういう仕事は与党の国会議員でないとできない」。日本を背負ってきた自民党の実績を強調する。

 京大法学部卒後、通産省(現経済産業省)に入り、平成18年の退官後は精密機器メーカーなどで働き、同党衆院議員の政策秘書も務めた。23年の東日本大震災後、ボランティアとして訪れた福島県で被災地の復興が進まない現状を目の当たりにする。「政治は何をやっているんだ」。強い危機感が、政治の道に進む原動力となった。

 新潟とは縁もゆかりもない「落下傘候補」ながらも、中小企業の活性化や農業の生産効率化などを訴え、2区で2回の当選を果たした。「秘訣(ひけつ)などはない。支援者からご縁をいただいたおかげ」と周囲に感謝する。

 趣味は大声で歌うカラオケ。司馬遼太郎の「龍馬がゆく」や沢木耕太郎の「深夜特急」などを愛読する。好きな旅行を楽しむ時間がないのが残念という。

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 □無前 鷲尾英一郎氏(40)

 ■聖徳太子の伝記に感銘

 民進党が事実上解党し、無所属での出馬を決断した。内心で大きな葛藤があった。「退路を断って『新潟人』として潔く戦う」。地元に貢献したいとの思いを新潟人という言葉に込め、5回目の当選を目指す。

 県立新潟高から東大経済学部に進み、17年の衆院選で2区から初挑戦。選挙区では自民党候補に敗れたが、10万票余りを得て比例で初当選を果たした。民主党政権時代に農林水産政務官を務めるなど、農業政策への思いは人一倍強い。民進党県連代表として県民に寄り添った「県民党」への改革を目指し、党の再建に尽力してきた。

 生まれつきの病があり、子供のときに右肺の3分の2を切除する手術を受けた。激しい運動ができない中で、さまざまな本に親しむようになり、その頃に手にした聖徳太子の伝記に感銘を受け、将来は政治家になりたいと思うようになったという。

 愛読書は吉川英治の「新・平家物語」という。ただ、党県連代表として多忙な日々を余儀なくされ「最近は本を買っても読んでいない」と苦笑いする。政治家は「体が資本」。わずかな空き時間をボクシングや筋トレに充てて頑丈な体を維持し、厳しい選挙戦を乗り切る。

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 □共新 五十嵐健彦氏(37)

 ■「日本の春」願う多読家

 県内の選挙区で共産党が唯一擁立した候補として“切り込み隊長”を任された。「市民と野党が政治を変えようと頑張る舞台を与えられ、うれしい」。憲法改正や原発再稼働への反対を強く打ち出し、安倍晋三政権の打倒を訴えている。

 平成14年に同党に入り、民主青年同盟の県委員長などとして活動。安全保障関連法に反対する若者グループ「NDC」のデモを企画し、原発再稼働に反対する集会「金曜行動」に加わるなど運動の最前線に立ち続けてきた。新潟大教育人間科学部卒後、病院で医療事務の仕事に携わり、東日本大震災で搬送されてきた福島の患者を目の当たりにしたことが「脱原発」の原点になったという。

 趣味は、10歳からたしなんできたバイオリン。新大では音楽を専攻し、現在は新潟交響楽団でビオラ奏者を務める。好きな人物は、ノーベル平和賞も受賞したオバマ米前大統領。理由は「民主主義を体現している人だから」。「愛読家というよりも多読家」と自らを評し、数学や地学の本にも手を伸ばす。

 今後の目標は「『日本の春』を迎えられるようにしたい」と、民主化運動を象徴する言葉となった「アラブの春」になぞらえた。(太田泰)





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