大阪府大・市大統合を主張 – しんぶん赤旗

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2017年9月17日(日)

維新・永藤候補に卒業生ら怒り

堺市長選


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(写真)大阪府立大学(中百舌鳥キャンパス)=堺市中区学園町

 堺市長選(24日投票)で、堺市に本部を置く大阪府立大学出身の大阪維新の会公認の永藤英機候補は、市長選の「象徴点」の一つとして府立大学と大阪市立大学の統合問題を挙げています。

 永藤候補は「(2校で)200億円かける価値がないといけない」(11日の個人演説会)などとして、「二重行政のムダ」とのレッテルをはり、「大阪都」構想で進めている府大・市大の統合の推進を主張しています。

 維新がよく口にするのは「首都大学東京の運営費は120億円台、府大と市大は計200億円で分不相応」「負担が大きすぎる『二重行政』で無駄遣い」というもの。しかし、東京都は大学運営費の大部分を負担していますが、府大、市大は運営費の多くが国からの交付金で、府・市の実際の税金負担は40億円程度です。維新の言い分はまったく当たりません。

 大学関係者は「これだけの負担で二つの誇るべき公立大学を持っているというのは大阪の優れた政治的才覚であり、大阪は上手に大学を運営している証拠だ」と語ります。

 統合すれば、府大、市大という比較的安い学費で自宅から通える、貴重な高等教育の場が減ってしまい、市民、府民、受験生の願いに反することになります。卒業生や在学生からも「庶民の教育権を奪うな」との声が上がっています。

 現職の竹山おさみ市長候補は「府大は堺にある府民の“知の拠点”」だとして、守り発展させる立場です。(大阪府・生島貞治)



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