選挙は困難 和平協定が破綻 – 毎日新聞

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 【ヨハネスブルク小泉大士】国連南スーダン派遣団(UNMISS)のシアラー事務総長特別代表は14日、内戦が続く南スーダンで来年予定される総選挙について、現状では困難との見方を示した。首都ジュバで記者団に語った。

 シアラー氏は内戦を終わらせる和平プロセスが履行されないうちの選挙は「時期尚早」とし「平和が実現する前に実施すれば問題が起きる」と指摘した。

 南スーダンでは昨年4月に移行政権が発足し、2年半の間に選挙を実施することになっていたが、和平協定は事実上破綻。各地で政府軍と反政府勢力の戦闘が続いているが、マクエイ情報相は8月下旬、2011年の独立後初の大統領選と議会選挙を「予定通り実施する」と発言していた。

 シアラー氏はまた、今年に入って18人の援助関係者が戦闘に巻き込まれて殺害されたと明らかにした。13年末に内戦が始まってからの死者は少なくとも計85人に上るという。

 8日にも、反政府勢力の支配地域で物資を運んでいた赤十字国際委員会(ICRC)の車列が銃撃され、運転手が死亡する事件が発生。赤十字は国土の3分の1にあたる南部エクアトリア地方での活動を停止している。

 北部ナイル地方にある反政府勢力の拠点周辺でも激しい戦闘が起き、NGOなどの関係者約30人が退避を余儀なくされたという。






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