小平市長選 候補者の横顔 – 東京新聞

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 小平市長選は、4選を目指す現職と新人2人の計3人が9日の投開票に向け、舌戦を繰り広げている。各候補の横顔を紹介する。=上から届け出順 (服部展和)

◆小林正則(こばやしまさのり)さん(64) 無現<3>=民共社ネ

 住民自治推進 信頼築く

 「今の課題に取り組むことが、政治家としての責任を果たすことだ」と四選出馬を決めた。二〇〇五年の初当選の際に多選自粛を宣言し、三期十二年をめどとしたことについて「批判は覚悟の上で、市民に判断を委ねたい」とする。

 新潟県長岡市生まれで、高校卒業後に上京し、働きながら政治活動に参加した。菅直人元首相の秘書になり、その後は小平市議、都議を歴任。江戸時代の助け合いの社会をイメージし、市長として住民自治を推進してきた。その中で「市民との信頼関係を築いてきた」と自負する。

 一方で「現実から目を背けない」とも。道路などの社会資本整備や緑地保全は進めつつ、「将来の人口減少をにらんだ公共施設の統廃合も必要」とし、課題解決を目指す考えだ。

 ランニングが趣味で、自転車での通勤も続ける。妻と一男、四女の七人家族。

◆松岡篤(まつおかあつし)さん(31) 無新 =自

 安心安全 モデルの街に

 「トップの方向性が見えず、停滞している市政を変えなければならない」。約二年間の市議の経験を踏まえ、そう力を込める。

 文京区生まれ。大学で政治学を学んだ後、大手人材派遣会社に就職。「派遣切り」にかかわる中で、現場の苦しみを実感したといい、「人々の思いを取り入れた世の中にしたい」と政治家を志した。

 小平市出身のタレント大林素子さんが二〇一四年に市内で行った舞台公演企画に参加したのをきっかけに「緑が豊かで、ほっとできる空気」に引かれて市内に転居。一五年四月の市議選でトップ当選を果たした。

 市の現状を「周辺自治体に比べて防災倉庫が少なく、防犯カメラの設置も進んでいない」と分析。防災・防犯対策強化などに取り組み、「東京のモデルタウン」の実現を目指す。

 マラソンが趣味で、妻と二人暮らし。

◆水口和恵(みずぐちかずえ)さん(54) 無新

 市民運動の経験生かす

 「市民の声をきちんと聞いて形にする本来の市政が失われている」と市長選に手を挙げた。市民団体「小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」共同代表として、都道建設の是非を巡る二〇一三年の住民投票実施にかかわった。

 目黒区生まれ。大学時代から消費者問題の勉強会に参加するなど市民運動に取り組んできた。一九九三年、結婚を機に市内に転居。玉川上水の緑道や雑木林の一部が都道建設で壊されることに疑問を感じた。

 住民投票は成立要件の投票率50%を下回って不成立となり、開票されないままに。その過程で市政への不信感が一層高まった。

 「あきらめない」を信条とし、「市民運動は思うようにはいかないが、可能性を信じ続けることが大事」と語る。

 家族は夫と息子二人。自然観察と中国武術「長拳」を趣味で続けている。

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