仏大統領選候補がテレビ討論会 マクロン、ル・ペン両氏がEUめぐり舌戦 – BBCニュース

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テレビ討論会開始直前の11候補(4日、仏ラ・プレーヌ・サンドニ)Image copyright AFP/Getty Images
Image caption テレビ討論会開始直前の11候補(4日、仏ラ・プレーヌ・サンドニ)

23日に第1回投票が予定される仏大統領選の11候補が4日、2回目のテレビ討論会を行った。極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン党首は欧州連合(EU)への態度をめぐり、左派、右派両方の候補から集中砲火を浴びた。

中道派の独立系候補、エマニュエル・マクロン前経済相は、ル・ペン氏の国家主義的な主張は「経済戦争」をしかけるのと同じだと批判。

しかしル・ペン氏は右派候補らからも、加盟国のフランスがEUに対して十分強硬な態度を取っていないと批判を受けた。

最大野党・共和党のフランソワ・フィヨン元首相は、米国や中国と対抗していくためにはEUが必要だと語った。

ル・ペン氏は、フランスの国境管理の権限を回復させ、統一通貨ユーロから脱退すると主張。もしそれができなければ、EU離脱を問う国民投票を実施すべきだと述べた。

議論が白熱するなかル・ペン氏は、もし自分が大統領になれば、フランス国民の生活はもっと良くなると主張した。

マクロン氏は、ル・ペン氏が嘘をついていると批判し、「国家主義は戦争だ」と述べた。「あなたの父親から40年間聞かされてきたのと同じ嘘をあなたは唱えている」。

ル・ペン氏はフィヨン氏の批判に対し、「少なくとも50年はたっている化石のように話すあなたが、何か新しいもののようなふりをすべきではない」と言い返した。

右派のナショナリストで非主流派のフランソワ・アスリノ氏は自らについて、「唯一本当のフレグジット(フランスのEU離脱)候補」だとし、当選すればすぐにEU基本条約(リスボン条約)50条を発動させ、EU離脱交渉を始めると約束した。

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Image caption 主な5候補。左からフィヨン氏、与党・社会党のブノワ・アモン前国民教育相、ル・ペン氏、マクロン氏、左派のジャンリュック・メランション氏

議題が安全保障に移ると、ル・ペン氏はフランスが「イスラム聖戦主義者の大学」になっていると述べ、とたんに左派候補らから激しい抗議の声が上がった。

大方の世論調査では、第1回投票で候補が2人絞られた後、来月7日に予定される決戦投票には、ル・ペン氏とマクロン氏が勝ち進むとみられている。

しかし、4日の討論会は、フィヨン氏が先頭を走る2候補との差を縮める機会ともなった。

フィヨン氏は当初、最有力候補と目されていたものの、家族が議員秘書として不正に給与を得ていた疑いが浮上し、選挙運動が失速していた。当局は疑惑の正式な捜査を開始している。

フィヨン氏は世論調査の支持率で3位につけている。

(英語記事 France election: Le Pen and Macron clash over Europe in TV debate





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