豊洲百条委、当時の都幹部らが証言

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豊洲市場問題を検証する東京都議会の百条委員会が開かれ、証人喚問が続いています。石原知事・浜渦副知事の時代を知る当時の都の幹部らは何を語ったのでしょうか。

「何事も隠さず、また何事もつけ加えないことを誓います」(元東京都知事本局長 前川燿男氏)

4日、最初の証人として呼ばれたのは、東京・練馬区長の前川燿男氏。石原知事時代に2002年から2005年まで東京都の知事本局長を務めた後、東京ガスに再就職しました。

「豊洲について権限を持っていたのは権限4局。土壌汚染については『市場』と『環境』と『都市整備』『港湾』であります。当時の私の知事本局は事務調整が仕事でありました。事務調整をした局として、立会人としてはんこを押していると理解いただければいい」(元東京都知事本局長 前川燿男氏)

前川氏は、「知事本局の役割は事務調整で、自分に権限はなかった」などと積極的な関与はなかったと強調。東京ガスとの土壌汚染対策の確認書も「引き継ぎを受けていない」としました。

「石原知事(当時)が豊洲への移転もお決めになったと記憶をしています。東京ガスとの協定を結ばれたのも石原知事(当時)ご本人ですので、豊洲の整備について推進してこられたと承知しております。浜渦さんは、一貫して在任中、市場(移転)を所管しておりました。責任をずっと負っておられました。『預けた』とか『任せる』とか、どういう意味か私は理解できない」(元東京都知事本局長 前川燿男氏)

前川氏はこのように述べ、豊洲移転を推進し、所管していたのは、当時の石原知事と浜渦副知事だったと強調しました。

また、共産党は、東京ガス側から百条委員会に提出されたメモを元に追及しました。メモは公開されていませんが、自民党の内田茂都議が東京ガスに再就職した前川氏に対し、「土壌汚染対策の費用を東京ガス側が自発的に負担すると発表できないか」などと打診したのではないかと質しました。

「改めてこうした点について内田氏から打診、相談、連絡があったのではないですか」(都議会・共産党 吉田信夫都議)

「日付が平成20年(2008年)となっていたでしょうか。最終的な協定の3年も前ですが、そういったことを話したか話してないか、申し訳ないですが、私は全く記憶をしておりません」(元東京都知事本局長 前川燿男氏)

「浜渦元副知事の証言は偽証の疑いは極めて濃厚と言わざるを得ない」(公明党 上野和彦都議)

一方、4日の委員会では、浜渦元副知事の証言について「偽証ではないか」との指摘が相次ぎました。浜渦元副知事は先月19日の百条委員会で「2001年7月以降、豊洲開発について一切相談にあずかっていません」と証言しました。しかし、共産党は、2003年5月に都の幹部から「浜渦副知事様」と出された資料があり、豊洲の土壌汚染対策について経過を報告するとともに、「今後、改めて報告させていただき、必要なご指示を仰ぎたいと思います」と記載されていると指摘しました。また、他の複数の会派も、東京都のメモに「土壌汚染の問題は副知事には2003年の5月以降は一切上げていない」との都職員の発言が記載されていて、「浜渦氏には2003年5月までは報告していたと理解できる」と指摘しました。

百条委員会では当時の都の幹部2人に対する証人喚問が今も続いていて、これらの指摘に対してどのような証言が出るか注目されます。(04日17:40)





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