安倍首相の一日、「動静」欄を分析すると…傾向に変化が

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 安倍晋三首相がいつ、どこで、誰と会ったのか。首相の一日を追いかける「番記者」が、昨年度にまとめた朝刊の「首相動静」欄を第1次安倍政権発足(2006年9月26日)、第2次政権発足(12年12月26日)からの各1年間と比べ、傾向を探った。

 首相は、国会や会議に出席するほか、首相官邸内の執務室で各府省庁の事務次官や局長らから重要政策の検討・実施状況について報告を受け、必要に応じて指示している。

 事務次官のうち最も首相との面会回数が多いのは外務次官だ。1次政権は40回だったが、2次政権は99回、昨年度は119回と、大幅に増えた。

 2次政権では、民主党政権で日米関係が冷え込んだと主張し、改善に取り組んだ。昨年度は伊勢志摩サミット、オバマ前米大統領との真珠湾訪問、トランプ米大統領との初の首脳会談、ロシアのプーチン大統領の訪日など大きな外交日程が相次いだ。

 「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を掲げる首相は、2次政権以降、500回以上の首脳会談を重ねる。外交を政権維持のカードにする思惑もあり、官邸幹部は「外交の舞台では情報量が勝負」と話す。

 自衛隊トップの統合幕僚長との面会も、1次政権ではゼロだったが、昨年度は56回で防衛次官の3倍近くに増えた。

 外交・安全保障の司令塔として13年度に新設された国家安全保障会議(NSC)には、統合幕僚長も出席するようになった。昨年度は安全保障関連法に基づく新任務「駆けつけ警護」の付与、北朝鮮による弾道ミサイル発射、熊本地震など自衛隊が関わる事案も多かった。政府関係者は「首相は自衛隊の最高指揮官として、日頃から連携を深めることが大事だと思っている」と話す。

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