【風を読む】口利きこそ政治家の仕事 どれが正しく、何が許されないか線引き急がぬ国会 論説委員長・石井聡 – 産経ニュース

Home » 政治 » 【風を読む】口利きこそ政治家の仕事 どれが正しく、何が許されないか線引き急がぬ国会 論説委員長・石井聡 – 産経ニュース
政治 コメントはまだありません



 口利きこそ政治家の仕事。今の時期にこう言っては顰蹙(ひんしゅく)を買いそうだが、それが真実だ。もちろん、悪徳商人が代官と結託し、暴利をむさぼるのを奨励するのではない。

 「ジャンケンの関係」という例えがある。国民は役人に弱く役人は政治家に弱い。その政治家は国民に弱い。

 役所の許認可、裁量行政に問題があり、国民の権利が損なわれていないか。政治家が有権者からの依頼でチェックする。これを悪いというのは、あまり聞かない。野党も熱心に取り組んでいることだろう。

 森友学園が新設小学校のために国有地を求め、結果的に格安で手に入れた。政治家がどう関与し、役人が通常のルールと異なる措置をとったのか否か。

 この場合でも、政治家の動きが直ちに否定されるものではあるまい。政治家の働きかけを受けて、役人はどう動いたのか、動かなかったのか。

 もとより、その過程で違法行為は許されないし、不適切なカネの動きがあれば問われる。政治的、道義的責任を負うのは当たり前である。

 安倍晋三首相が「もしあったら辞める」などと言うから、野党に余計なインセンティブを与えた。政策本位の議論からかけ離れる国会はなげかわしい。

続きを読む





コメントを残す