韓国、繰り返される悪習 権力めぐる政経癒着と強権政治…朴前大統領逮捕

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 【ソウル=名村隆寛】最後まで潔白を主張したものの、逮捕された韓国の朴槿恵前大統領は在任中、親族さえ大統領府に近づけなかった。金泳三(キム・ヨンサム)元大統領以降4人の大統領が、いずれも家族がからむ不正や疑惑に見舞われたためだ。 

 だが、朴容疑者の場合、親友の崔順実被告が命取りとなった。強大な権力を持つ韓国大統領には利益や便宜を求め人が群がり、彼らとの縁を作ろうとさらに人が集まる。こうした縁故社会は韓国独特のもので、簡単にはなくならない。

 サムスングループからの収賄容疑にみられる政経癒着もその一環だ。朴容疑者は容疑を否認しているが、崔被告が大統領に近い立場を利用し、サムスンに便宜を図る見返りに大金の提供を受けた。

 権力者との縁を利用し融通を利かせ合う。そうしないと韓国社会では生き残れない。事実、韓国の財閥はこうして権力との“持ちつ持たれつ”の関係で生き永らえてきた。これが変わらぬ韓国の現実なのだ。

 一方、強大な権限を持つ大統領の意向次第で物事が迅速に進み決まるため、韓国は急速に発展できた。

 朴容疑者は在任中の演説などで「こうしなければならない」といった表現であるべき国や政策を語った。言葉に具体性は欠けるが、側近らは大統領の意向を忖度(そんたく)し動いた。その結果が大統領秘書室長らの逮捕に表れ、朴容疑者の逮捕に至った。

 清廉さを売り物にし、大統領となった朴容疑者だが、結果は歴代大統領以上に取り巻きが絡む汚れた事件が芋づる式に発覚した。強権を持つ大統領の力ではどうにもできないどころか、自身も巧まずしてそれにくみしてしまった。

 権力への接近と癒着。韓国の権力をめぐる悪習が今回も再現された。朴容疑者で最後とは断言できない。

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