首相「そんたくの働く余地 全くなかった」

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安倍総理大臣は、参議院財政金融委員会で、大阪・豊中市の国有地の売却をめぐり、当時の財務省と近畿財務局の幹部は、夫人の昭恵氏が、小学校の名誉校長だったことなどを知らず、そんたくが働く余地は全くなかったと強調しました。

この中で、民進党の風間元外務政務官は、大阪・豊中市の国有地の売却をめぐって、「籠池氏は、安倍総理大臣夫人の昭恵氏が小学校の名誉校長に就任した事実を財務省近畿財務局などに伝え、『そんたくはあった』などとしており、当然、政府職員には『夫人が名誉校長になった学校か』という意識が働くのではないか」とただしました。

これに対し、安倍総理大臣は、「大変強引な論理だ。そんなことでは、日本の行政は動かない。当時の理財局長も、当時の近畿財務局長も全く事実を知らず、私の妻が講演に行ったことも近畿財務局長は全く知らなかった。そんたくの働く余地は全くなかった」と強調しました。

また、安倍総理大臣は、日本維新の会の松井代表が、先に党の会合で、「沈静化しないのは、国民がいちばんわからない点を安倍総理大臣がきちんと答えていないからだ。そんたくがあったという事実を認めるべきだ」と指摘していることに関連して、「そんたくの働きようがなく、国民の財産である国有地を適切な価格で売買していると信頼している」と述べました。

さらに、安倍総理大臣は「籠池氏から昭恵氏に留守番電話があったことを昭恵氏付きの職員がそんたくして、ファックスで回答したのではないか」と問われたのに対し、「昭恵氏付きの職員の谷さんは、籠池氏が全く知らない人物ではなく、うちの妻が名誉校長になることになっていた学校法人の人物であり、そのうえで、なんら問題ない対応をした」と述べました。

このほか、安倍総理大臣は、昭恵氏が籠池氏と知り合った時期について、「2011年の後半から2012年のはじめにかけてではないかとのことだった」と説明しました。

一方、委員会の冒頭、財務省の佐川理財局長は、藤川財政金融委員長の指示に基づき、国有地の売却に至るまでの経緯を、当時の近畿財務局の担当者から聴き取った結果を公表しました。
それによりますと、学園側への国有地の貸し付け契約を審議した近畿財務局の審議会が開催される前のおととし1月時点では、学園側に対し、土地の賃料の算定方法を説明したものの、具体的な金額は示していないとしています。
また、おととし、土壌改良工事が行われた際に土地から見つかったゴミをめぐり、国有地の工事関係者が、「国の担当者から撤去の必要はないという見解が示されたため敷地内に埋めた」などと証言していることについては、当時の担当者が、そのような発言はしていないと説明しました。





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